概要

UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川とは

無人駅がひらくと地域がひらく。
当プロジェクトは、静岡県島田市から川根本町を結ぶ大井川鉄道の「無人駅及びその周辺エリア」を舞台に開催する芸術祭です。
時代の流れとともに常駐する駅員が不在となり、「無人」と呼ばれる一方で、その集落の地域住民らの存在によって、その場は日々細やかに維持され、守られてきました。当プロジェクトは、駅を中核としたその集落全体を「無人駅フィールド(地域)」と捉え、アートの視点から、息づく『記憶』『風景』『営み』を掘り起こし、見つめ直す取り組みです。静岡県内をはじめ国内外で活躍するアーティストが一定期間この地域に入り込み、作品制作を行うことで、地域の魅力、時には課題をも顕在化させ、地域への気づきと交流を生み出すことを目指しています。


 

UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川とは

私たちは、静岡県島田市と川根本町を走る大井川鐵道の無人駅とその集落を舞台にした芸術祭を開催していく中、2つの「無人」について考えてきました。

1つは、「過疎による無人」。
集落の人々が減り、無人と呼ばれる場(無人駅)が生まれていくこと。
2つは、「時代の先進による無人」。
IT化が進み、機械化、自動化が様々な場所で進み人の手がいらなくなっていくということ。

負の要素を含む「無人」と、正の要素を含む「無人」。社会課題であると同時に時代の最先端でもある。どちらも現代社会が生み出す、矛盾をはらんだメッセージが「無人」です。

そして私たちは、予期していなかった3つ目の「無人」に直面しました。
「コロナ禍による無人化」です。
昨今の新型コロナウイルス(COVID-19)により世界は一変。人と人の交流が断絶され、移動が制限され、世界中の至る場所が無人化していきました。

コロナ禍において、多くの人が通信技術を活用し人との交流を保とうと努力を重ねます。重ねて、気持ちや想い、あたたかい絆といった、感覚的、感情的なコミュニケーションを渇望します。

無人と呼ばれる場所に生きる人々は、地域や集落、隣近所という昔ながらのつながりを大切にしながら生活を育んできました。そこには、情報通信だけでは得ることのできない、豊かな人と人との支えあいと力強さがあふれています。

いまこそ、無人の意味を考えてほしい。

この芸術祭を通して、無人と呼ばれる場に生きる人々や豊かな暮らしが、アートの力で予想もしない形で光輝き、来訪者に届くことによる化学反応の力を信じています。

文化芸術の力で未来に希望が持てるよう。新型コロナウィルスにより一変したこの世界でも、人と人との温かな交流が、新たなコミュニケーションの仕組みが、この「無人」と呼ばれる場所から生まれていくことを望みます。


総合プロデューサー 大石歩真
(NPO法人クロスメディアしまだ理事長)

開催概要

UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2021
Unmanned Station Art Festival, OIDAWA 2021

<開催期間>
2021年3月5日(金)~21日(日)【17日間】

<開催エリア>
大井川鐵道の無人駅とそこから広がる集落 (静岡県島田市・川根本町)

<開催時間>
屋外作品:原則終日
屋内作品:10:00~16:00(予定)

<入場料>
鑑賞無料

<参加アーティスト>
Coming soon

<主催>
NPO法人クロスメディアしまだ

<支援>
静岡県文化プログラム推進委員会

<総合プロデューサー&総合ディレクター>
大石歩真&兒玉絵美

<助成>
令和2年度 島田市文化プログラム支援事業
福武財団「アートによる地域振興助成」

<協力>
大井川鐡道株式会社、島田市、川根本町

<問合せ>
NPO法人クロスメディアしまだ
 住所:静岡県島田市日之出町2-3
 TEL&FAX:0547-35-0018
 E-mail:seminar@cms.or.jp

 
<支援:静岡県文化プログラム>
2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向け、オリンピック憲章で開催が定められた「文化プログラム」が、日本全国で展開されます。静岡県文化プログラム推進委員会は、文化・芸術振興や文化・芸術による地域・社会課題対応を目指して、様々な団体等との協働による取組を進めています。
静岡県文化プログラム

 
<助成:福武財団「アートによる地域振興助成」>

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